2014年04月13日
珍楽器Ⅱ

4月12日(土)
大島高校で行われたトランペット講習会
高校は奄美・大高・北高の3校、中学は金久・名瀬・小宿・朝日・古仁屋の5校 計8校のトランペット奏者16名が受講しました。
講師は大島高校吹奏楽部OB 東京藝大別科でトランペットを学んだ横浜在住 Nさん
何と甲子園に大高応援に来たのが縁で今回の来島となりました。
甲子園恐るべし 音楽の縁までも結びつけています

しかしてこの細長い見慣れない楽器は何?

本当に珍しい奄美初お目見えの「ナチュラルトランペット」
奄美高校の男子が音出しに挑戦しました


大島高校音楽室でのトランペット講習会
トランペットの起源は何とアジアだそうです

チベットの僧侶たちが吹いた巨大な「チベットトランペット」
4つのコブは西洋で「ポンベル」と呼ばれるパーツの元になっている
上記実物「ナチュラルトランペット」とは少し形が違うがほぼ同時代のもの
東洋の名残の出っ張り「ポンベル」が1つ見られる
別名:「バロックトランペット」は古典時代(ベートーヴェン)まで使用された
マウスピース 左:バロック 右:現代
エジプトを舞台にしたヴェルディーの歌劇「アイーダ」のために作られた
何と上記「アイーダトランペット」が作られた後発見された
「ツターンカーメントランペット」
1922年 ツタンカーメン王の墓から発見
3300年以上前に作製された現存する最古のトランペット
トランペットの種類と形
①バロック(ナチュラル)トランペット
②現代のトランペット
③コルネット
④フリューゲルホルン
機会をみて少しずつ楽器の詳細紹介していきます
