2014年11月14日
オペラの話
奄オケ♪ 豆知識&こぼれ話コーナー
本日は,オペラの話を。

オペラというと。。。
「声のきれいなソリストが外国語で歌うやたら長いアレ」
みたいな印象ではないかと思うんですが、
オペラを成功させるのも、ソリストを生かすも殺すも、
すべて指揮者(とその配下のオーケストラ)の腕ひとつ!!
といわれるくらい、オケは重要なんですよー。
で、なぜオケがそれほど大きなウェイトを占めるのか?というと・・
当たり前の話ですが 最初から最後まで弾いてるのはオーケストラ なんですね。
オケの美しい音色でソリストの心を震わせ
→ ソリストの美しい歌声を引き出し
→ 美声にあわせてさらにオケが美しい音を奏で
→、至高のハーモニーで観客を酔わせる
みたいな。
どーです聞いてみたくなったでしょう?
プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」より ≪高飛車な女・ムゼッタのワルツ≫
を、2つの演奏動画でご紹介します。
よかったら聞き比べてみてください。
カラヤン/エリザベス・ハーウッド/ベルリンフィル
クライバー /ルチア・ポップ/スカラ座管弦楽
「私が町を歩けば、みんな私にクギヅケよ

同じ歌ですが、音楽の印象が違うことに気がついてしまったらきっとあなたもオペラにクギヅケ

歌手はもちろんのこと、指揮者/オケのちがいによって、アウトカムが相当違ってくるのがオペラ最大の魅力です。
さて、ここからが本題というか。。
12月に歌あわせをひかえる奄オケ団員のために!
歌手が息つぎをするとき、 音楽も息つぎをしている ことに、気がつきましたか?
この「息継ぎの間隔」を意識して演奏するだけで、歌伴奏が3倍上手に聞こえますよー。
心に留めておきましょう
