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2014年12月07日

モーツアルトに近道なし

Iさんが、前回の指揮者指導をうけたあとで、メールをくれました。

「指揮トレで、セカンド(バイオリン)はハダカにされてしまって。。。 」
もちろん音楽的な意味ですが、すごくいい表現だったので引用させていただきました、Iさんありがとう。

モーツアルトの楽曲は、基本的に単純明快、難しいコード進行もなく、手がちぎれそうな重音もなく、
テンポもシンプルでわかりやすい=弾きやすい曲が多いです。

しかし、それがゆえに ごまかしがきかない と言われています。 
音やリズムをはずすと、すぐばれます。 濁った音は目立ちます
音楽に詳しくない人でさえ上手下手がわかってしまうのがモーツアルト先生の恐ろしいところです。

まさに「 ハダカの… 」 という状態になってしまうんですよっ!
じゃあどうしたらいいのーって 練習するしかないです
地道にがんばりましょう。。。 だってモーツアルトだもの。


と、ここまで脅したうえでピアコンの話をば。


ピアノは、息つぎを必要としない楽器です。
もちろんフレーズや表現といった、感覚としての 「間」 はありますが、定期的な余白がなくても弾けてしまう楽器です。さらには一度に10個音が出せます、音程も完璧です。


この万能楽器 ピアノに対して、オケは、各楽器ごとに1音1音ばらばらに音を出すので、ピアノに相対できるだけの統一感がないと、カッコよくないのです。
ピアノが「やー」 といえば オケが 「ほー」 と返せるだけの、響きの良さと順応性が必要です。


で、何をすればいいのかって

1 練習
2 練習
3 練習
4 合奏
5 合奏
6 音楽に身を任せて美しいピアノ演奏を楽しむ

こんな感じで、どうでしょう。 (F先生か指揮者先生に怒られたら書き直します)

素晴らしいピアノにたいして、素晴らしい音で返すことができたら
最高にいいアンサンブルになりますよ!


参考動画: (すいません、弦のみの演奏です。だんだんとバランスがとれていくのが面白いかと思って)











Posted by 奄美オーケストラ  at 01:37 │Comments(0)

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