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2013年12月16日

~ 緊張しないために ~

人前に出ると考えただけでも心臓バクバク、汗ダラダラ、足ガクガク、体ガチガチ、頭は真っ白… 
こんな症状に悩まされたことはありませんか?

これは、極度の精神的ストレスが原因で、アドレナリンが余分に体内に放出された結果、体のコントロールがきかなくなった状態で、よく「緊張」「あがり症」などと表現されますね。

アドレナリンは、良い演奏をするためには欠かせない脳内物質ですが、出過ぎると手が震えたり、頭が真っ白になったりと、演奏にいい影響がありません。もしも演奏会の前にこういう状態に陥ったら、少し冷静になって、以下の方法を試してみてくださいね。


1 余分なアドレナリンを使い切る

深呼吸、ストレッチ、散歩、ランニング、ジャンプ、体操、リラクセーションなど、とにかく体を動かして、体にたまっている余剰アドレナリンを落とします。
1- 短時間 2- かるく息切れする程度、の、 3~5分程度のエクササイズがいいかもしれません。
外を歩くのも、気分転換にもなるので、お勧めです。


2 バナナを食べる

バナナに含まれるポタシウムという成分は、リラックス効果があり、緊張や震えを減少させる効果があるそうです。食べる量は、演奏30分前くらいで1本~2本。

先日奄美でコンサートを開かれたソプラノ歌手のサイ・イェングアンさんも 「コンサート前に、島バナナをいっぱい食べました」 と仰っておりましたので、何か効果はあるのかもしれません。
(あるいは、ただ島バナナがお好きなのかもしれません)


3 「したらどうしよう病」
失敗したら、指が震えたら、間違えたら、笑われたらどうしよう…。

「したらどうしよう病」 が流行する季節となりました。
心配するのは当然ですが、実はこれ、あなたの問題ではないのです。なぜなら、「したらどうしよう病」は、あなたが観客の感想を先回りして予想し、勝手に想像して慌てている状態だからです。

「そんなこといって、本当に失敗したらどうするの」 と心配している方はその心配が失敗の原因になっているかもしれないことを理解してください。

奏者と観客は違います。奏者は与え、観客はそれを受け取ります。
観客がどう思うか、意識することは大切ですが、まずは与えることに集中しましょう


4 楽しむ!

ここまで一年間、こつこつこつこつと積み上げてきた努力を、いよいよ形にする瞬間です。
ここまで来たら、あとは楽しみましょう。
マエストロの 「歌ってください」を思い出して、楽しく、美しく、幸せな演奏会にしてください!


さいごに 

バイオリニスト五嶋みどりさんが、以前インタビューで仰っていたお言葉です。

「何度ステージに立っても、緊張しなくなることは、ありません。
だから緊張しない努力よりも、緊張になれる努力をするべきです」



結論はそれか ♪ それでは皆様Bonne Chance ♪

~ 緊張しないために ~


昨年の初演奏会…感動しましたね!


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Posted by 奄美オーケストラ  at 12:26 │Comments(0)豆知識&こぼれ話

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