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2014年01月27日

聴衆参加の「第九」

ベートーベン「交響曲第九」を奄美で初めて聴いた
2013.12.23 M


 12月22日、奄美文化センターホールで、「日本復帰60周年記念」の演奏を聴いた。かつてボストンに滞在していた12月、小沢征爾指揮・ボストン交響楽団の演奏を聴いたのをきっかけに、毎年、12月には「第九」を聴くことは恒例であった。18年ぶりの「第九」との再会と言える。

 管弦楽も合唱も一部のプロを除いて、殆どが奄美の人達(Y君の奥さんもバイオリン奏者)であり“島人の島人による島人のための第九”である。聴衆もそのことを周知していたせいか、舞台と会場との一体感は感動的であった。今までのプロの演奏とはまったく違う、聴衆参加の「第九」であった。

 ベートーベンの時代、ヨーロッパでは戦乱が絶えない中で、フランス革命が起き自由・平等・友愛を民衆が掲げた。この曲が発表された1824年は彼が54歳の時で、耳はまったく聞こえず、胃や腸も悪くして、その上に貧乏という最悪の状態であった。このような混沌とした状況下で、詩人シラーの「歓喜に寄せる」はベートーベンの魂を揺るがしたに違いない。
 合唱の詩は“互いに抱き合うのだ、諸人よ。全世界の人達と口づけを交わし合うのだ!”と人類愛に歓喜している。

 この「歓喜」は、60年前、祖国復帰の瞬間の喜びに近い感情を、聴衆に思い起こさせたのだろう。アンコールで舞台と会場が一体になって「歓喜」の歌を斉唱した。




 文中「バイオリン奏者」の「Y君の奥さん」を通して奄オケへ感想が届きました。管&打楽器、合唱の皆さんにも ぜひぜひ紹介したく、ブログ公開の了承をいただきました。

 Mさん、嬉しい感想をありがとうございました!


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Posted by 奄美オーケストラ  at 23:08 │2013「第九演奏会」メモリー



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